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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎の分類

アレルギー性鼻炎には通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎(花 粉症)があります。
季節性の場合には診療圏における花粉の植生、花粉飛散時期を知っておくことが大切です。



(「鼻アレルギー診療ガイドライン」 ライフ・サイエンスより引用)

花粉症・アレルギー鼻炎の症状:くしゃみ・鼻水・(水様性)・鼻づまりが3大症状


(「アレルギー性鼻炎ガイド」 ライフ・サイエンスから引用)



喘息を合併することもあり、注意が必要です。



目のかゆみや、涙目、充血を認めることも多い。また、のどのかゆみや皮膚のかゆみを認めることもあります。

アレルギー鼻炎が起こる仕組み

①アレルギーの原因となる物質(抗原)に暴露されると抗体が産生されます。 産生された抗体が肥満細胞にくっつくことで感作が成立します。
②感染者陽性の鼻粘膜上皮に抗原が吸入されると抗原は肥満細胞の表面の IgE抗体と結合し、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンという物質が放出されます。このヒスタミンやロイコトリエンという物質が悪さをしてくしゃみ、鼻水、はなづまりの症状を認めるようになります。

(「アレルギー性鼻炎ガイド」 ライフ・サイエンスから引用)

アレルギー性鼻炎の病型・重症度


くしゃみ・鼻漏型、鼻閉型、完全型に分けます。

  1. くしゃみ・鼻漏型:くしゃみと鼻漏の程度は強く相関します。これらの症状が強いものをいいます。
  2. 鼻閉型:鼻閉が他の症状よりも強いものをいいます。
  3. 完全型:くしゃみ・鼻漏と鼻閉がほぼ同じ場合を完全型といいます。

 



1日のくしゃみの回数、鼻をかむ回数、鼻閉の程度によって下記の表に基づいて重症度を判定します。



(「鼻アレルギー診療ガイドライン」 ライフ・サイエンスより引用)

家庭で気をつけること

鼻アレルギー診療ガイドラインではアレルギーの原因となる抗原の除去について以下のことが推奨されています。


  1. 室内の掃除には、排気循環式の掃除機を用いる。1m2あたり20秒の時間をかけ、
    週に2回以上掃除する。
  2. 布製のソファー、カーペット、畳はできるだけやめる。
  3. ベッドのマット、布団、枕にダニを通さないカバーをかける。
  4. 部屋の湿度を50%、室温を20-25℃に保つよう努力する。

 



1. 花粉情報に注意する。
2. 飛散の多い時の外出を控える。
3. 飛散の多い時は、窓・戸を閉めておく。
4. 飛散の多い時は、外出時にマスク・メガネを着用する。
5. 外出時、毛織物などのコートは避ける。
6. 帰宅時、衣服や髪をよく払い入室する。洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
7. 掃除を励行する。



1. できれば飼育をやめる。
2. 屋外で飼い、寝室に入れない。
3. ペットとペットの飼育環境を清潔に保つ。
4. 床のカーペットをやめ、フローリングにする。
5. 通気をよくし、掃除を励行する。

通年性アレルギー性鼻炎の治療


肥満細胞からのケミカルメディエター(アレルギーを引き起こす悪さをする物質)遊離を抑制する薬剤です。



肥満細胞から放出された「ヒスタミン」というアレルギーの原因となる物質に拮抗することで「ヒスタミン」が働かないようにする薬です。第1世代と第2世代があります。



肥満細胞から放出された「ロイコトリエン」というアレルギーの原因となる物質に拮抗することで「ロイコトリエン」が働かないようにする薬です。



プロスタグランジンD2やトロンボキサンA2と拮抗し、その作用を抑制することで効果を発現します。鼻閉に対する効果は抗ヒスタミン薬よりも優れているといわれています。



肥満細胞とは別のTh2細胞から放出された悪さをする物質(サイトカイン)を阻害することで効果を発揮します。鼻漏よりも鼻閉に効果があり、単剤よりも他の作用機序をもつ薬剤との併用で増強効果が期待されます。



鼻 噴霧用ステロイド薬は微量で局所効果が強く、吸収されにくく、吸収されてもすぐに分解されるため、連用でも全身性副作用はすくないとされています。鼻噴霧 用ステロイド薬で制御できない場合はステロイド薬の内服を行います。この場合には副作用を考慮し、短期間の使用にとどめたほうが賢明といえます。



(「アレルギー性鼻炎ガイド」 ライフ・サイエンスより引用)

花粉症の治療

 

くしゃみ、鼻漏型には第2世代抗ヒスタミン薬を使用します。効果が十分でない場合には鼻噴霧用ステロイド薬を併用します。
鼻閉型には抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧ステロイド薬を使用します。効果が十分出ない場合には第2世代の抗ヒスタミン薬を併用します。

 



「アレルギー性鼻炎ガイド」 ライフ・サイエンスより引用

花粉症における初期治療の大切さ

例年、強い花粉症症状を示す方には初期治療が勧められています。これは花粉症の症状がでてから治療を開始するのではなく、症状が出る2週間ほど前から花粉症の治療を開始するというものです。この初期治療によって、花粉症の発症を遅らせたり、飛散量の多い時期の症状を軽くしたり、併用する薬剤の量や回数を少なくすることができるというメリットがあります。



(「花粉症対策ブック」 協和発酵、杏林製薬より引用)


※ご注意
当院では花粉症の治療としてのステロイドの筋肉注射や減感作療法は施行しておりませんので ご了承ください。

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