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| 高尿酸血症・痛風 |

高尿酸血症・痛風の治療のポイント


痛風発作が起きないように食事、運動療法、必要なときには薬物治療を行っていくことが必要です。痛風発作時には発作治療の薬を使います。
①コルヒチン:発作の前兆の時期(患部がむずむずしたり腫れたりする時期)に使用します。発作の極期にしようすると効果は乏しいと言われています。
②NSAID:急性炎症である痛風関節炎治療の中心薬剤です。軽快すれば投与は中止します。
③ステロイド:NSAIDが使えない場合や、NSAIDが無効な場合に使用します。
※ 痛風発作中に尿酸値が変動すると痛みがさらに強まると言われています。発作中, 尿酸値を下げる薬を飲んでいる人はそのまま服用を続け、飲んでいない人は発作がおさまってから飲み始め、発作中に尿酸降下薬を開始しないことを原則としています。



尿酸高値が続くと腎臓に尿酸が沈着し腎障害(痛風腎)が進むことがあります。尿酸値のコントロールを行い、定期的な血液検査により腎機能障害の程度も確認していきます。



尿酸値が高い方は肥満を合併し高血圧、高脂血症、糖尿病などの他の生活習慣病と一緒になって動脈硬化が促進され、心血管障害(狭心症や心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞や脳出血)の危険性が高くなります。このため、血圧、脂質、血糖値などを全般的に改善しながら血清尿酸値を下げることが大事になります。



尿酸は尿中に溶けて排出されます。ところが尿が酸性になっていると尿酸が溶けずに析出して尿路結石が起こりやすくなります。尿が中性になると尿酸が尿に溶けやすい状態になります。尿酸値が高い方は尿が酸性になっていることが多いので、尿検査で尿のpHを確認し、酸性に傾いているようであれば、尿をアルカリ化する薬を使用します。水分を多くとって尿量を多くすることも大事になります。この場合には水やお茶をこまめにとって尿量を1日2L以上にすることがよいとされています。ただし、水分制限が必要な方はよく相談をしてください。
※痛風発作の予防や合併症の予防を考慮して高尿酸血症・痛風治療の時の尿酸値の目標は6mg/dl以下に維持することが望ましいとされています。